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【甲子園への道 福岡】ベンチから送り続けた声援 田川科学技術の女子部員・箕田一青選手 仲間に託した夏1勝

高校野球

2026年07月10日

田川科学技術の野球部に男子部員とともに3年間、汗を流してきた女子部員がいます。

箕田一青選手です。

公式戦には選手として出場できないため、最後の夏はマネージャーとし
てベンチ入り。

「夏1勝」という目標を胸に仲間とともに最後の大会を迎えました。

■「高校野球が一番の思い出」男子部員と歩んだ3年間

田川科学技術の女子部員、箕田一青選手。

兄の影響で「兄が野球をしていたので自分も興味本
位で親に野球をやりたいと言ったのが始まり」と笑顔で語ります。

高校でも野球を続けることを選び、男子部員とともに3年間練習に打ち込んできました。

体力差を感じながらも白球を追い続けた日々を「きついことも楽しいことも色々あったけど、野球人生の中で高校野球が一番の思い出」と振り返ります。

■「負けても勝っても笑顔で」仲間と誓った最後の夏

公式戦には選手として出場できないため高校最後の夏はマネージャーとしてベンチに入り、仲間を支えます。

大会へ臨むにあたり、箕田選手は「負けても勝っても笑顔で終わるような野球をしたいです」と話しました。

目標は仲間とともに「夏の一勝」を手にすることです。

■箕田選手の声援に応えるチーム初安打

田川科学技術は東鷹との連合チームで、北部大会2回戦に臨みました。

対戦相手は門司大翔館です。

試合は門司大翔館のペースで進み、連合チームは4回までノーヒットに抑えられます。

5点を追う5回、打席には2年生の山下陸王選手。

チーム初ヒットとなる一打を放ちます。

続く1年生の甲斐陽翔選手が送りバントを決めチャンスを広げました。

ベンチの箕田選手もスコアブックを手に大きな声で仲間を鼓舞します。

「最後の大会なので一番声を出したかった」という思いを胸に、声援を送り続けました。

しかし、後続が断たれ、得点を奪うことはできません。

試合は10対0、5回コールドで敗れ、箕田選手と仲間たちの夏が終わりました。

■「みんなとまだ野球がしたかった」試合後にあふれた思い

試合後、箕田選手は「みんな頑張ったと思います」と、戦い抜いた仲間たちをたたえました。

しかし、こらえきれずに涙があふれます。

「見ていて悔しい気持ちはあります」。

そう語ると言葉を詰まらせました。

「みんなとまだ野球したかったな…」引退という現実を前に、率直な思いがこぼれます。

「これで本当に引退なのでみんなと野球することの楽しさとか色々思い出して、悔しさもありながら楽しい思い出もなんか色々な感情がある状態です」涙をぬぐいながら、3年間を振り返りました。

■仲間と過ごした野球人生 最後に見せた笑顔
仲間と過ごした高校3年間。

悔し涙を流した試合後でしたが、最後には仲間と笑顔を見せました。

大好きな野球をやりきった箕田選手は、仲間とともに球場を後にしました。

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