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【甲子園への道 福岡】1年間磨いたストレートでリベンジへ 戸畑・家村孔大投手 魂を込めた150球

高校野球

2026年07月15日

戸畑のエース・家村孔大投手(3年)。

去年、ベスト16をかけた4回戦で祐誠との試合でマウンドに立ち、敗戦の悔しさを味わった家村投手。

今年も4回戦で対戦するのは祐誠。

リベンジを誓い1年間磨き上げたストレートを武器に最後の夏、マウンドに上がりました。

■「しっかりリベンジを果たしたい」ベスト16をかけ祐誠と再戦

去年、4回戦で祐誠と対戦した戸畑。

家村投手は試合途中、2番手としてマウンドに上がりましたが、試合は2対0で敗れました。

「去年は自分が途中から投げさせてもらって、自信のある真っすぐを打たれて得点されてしまった」と、当時を振り返ります。

その悔しさからとにかく打たれない真っすぐをとことん追求し、「リベンジをするためにこの夏にかけてきた」と、並々ならぬ思いでこの日を迎えました。

「しっかりリベンジを果たしたい」と語る家村投手。

特別な思いを胸に、ベスト16をかけた対決に臨みました。

■初回に3失点、流れを変えたエースの力投

リベンジを期す試合は、初回に3点を先制される苦しい展開となります。

ここでマウンドに上がったのが、2番手の家村投手でした。

これ以上、得点はやれない場面で、家村投手が1年間磨き上げた力強いストレートを投げ込みます。

祐誠打線を内野フライに打ち取り、悪い流れを断ち切る気迫のピッチングを見せました。

マウンドでは「自分が楽しまないと周りを安心させられない」と笑顔を絶やさず、チームを鼓舞します。

■延長タイブレークの死闘、魂を込めた150球目

4対4で迎えた延長11回裏、1アウト3・2塁とサヨナラのピンチ。

家村投手が投じたこの日150球目。

サードゴロに打ち取るも、その間に3塁ランナーがホームインしサヨナラ負け。

家村投手はマウンドに崩れ落ち、涙を止める事が出来ませんでした。

■「悔いはない」涙の先にあった笑顔と成長

試合後、家村投手は涙ながらに語りました。

「最後悔いがないように自分が1年間磨き上げてきた真っすぐをしっかりこだわって投げ込みました」。

ピンチの場面でも、成長の証であるストレートを投げ続けたエース。

「悔しい思いをしないように1球1球、魂込めて投げられました」リベンジは果たせなくとも、すべてを出し尽くした充実感を物語っていました。

涙の先に、確かな成長を刻んだ夏でした。

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