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【甲子園への道 福岡】甲子園への道・福岡大会 決勝は東筑vs希望が丘、準決勝で生まれた2つのドラマ

高校野球

2026年07月24日

2026年の夏の高校野球福岡大会は、準決勝で2つの激闘が繰り広げられました。

春夏連続の甲子園出場を目指した九州国際大付は東筑に逆転負けを喫し、2年生エースが涙。

もう一方の試合では、希望が丘が飯塚との延長戦を制し、創部初の決勝進出を決めました。

甲子園への切符をかけた、球児たちのドラマです。

■王者・九国大付に東筑が劇的逆転勝利

春夏連続の甲子園出場を狙う九州国際大付と、東筑の準決勝第1試合。

試合は終盤に大きく動きました。

1点リードで迎えた8回、九国大付の2番手・林紳永投手が、東筑の5番・河野咲郎(さくろう)選手(2年)に同点の2ランホームランを浴び、試合は2対2の振り出しに戻ります。

その直後の8回裏、九国大付はすかさず反撃。

2年生の中上翔塁選手がタイムリーヒットを放ち、3対2と再び勝ち越しに成功。

昨秋の神宮大会で全国制覇を果たした王者の底力を見せつけます。

しかし、9回表、東筑打線が九国大付の2年生エース・岩見輝晟(らいせ)投手に襲いかかり、逆転。

9回裏、1アウト満塁と一打同点のチャンスを作った九国大付でしたが、最後はダブルプレーで試合終了。

5対3で東筑が劇的な勝利を収め、決勝へ駒を進めました。

■「福岡ナンバーワンに」涙に暮れた2年生エースの誓い

優勝候補の筆頭だった九州国際大付は、準決勝で姿を消しました。

9回に逆転を許し、マウンドでうなだれた2年生エースの岩見投手。

試合後、涙ながらに悔しさを語りました。

「絶対優勝しないといけないという重みもあった。その重みに自分は負けたのかなと思う」
この悔しさを胸に、岩見投手はすでに来年を見据えています。

「9回まで投げ切れるエースになって、福岡ナンバーワンと言われるピッチャーになりたい」。

この涙は、来年の夏への糧となります。

■延長タイブレークで一挙9得点 希望が丘が飯塚との死闘を制す

準決勝第2試合は、14年ぶりの甲子園を目指す飯塚と、初の決勝進出を狙う希望が丘が激突。

試合は両校一歩も譲らず、2対2のまま延長戦に突入しました。

延長10回、タイブレークの攻防。

希望が丘は、月川息吹(いぶき)選手(3年)のタイムリーツーベースなどで、この回一挙9得点の猛攻を見せます。

その裏、飯塚も春の王者としての意地を見せ、4番・福嶋一心(いっしん)選手(3年)のタイムリーなどで4点を返しますが、反撃もここまで。

11対6で希望が丘が死闘を制し、創部初の決勝進出を決めました。

■創部初の甲子園へ、エース渡邊投手が誓う雪辱

創部以来、初めて決勝の舞台に立つ希望が丘。

エースの渡邊佑大(ゆうだい)投手(3年)は、仲間への感謝を口にしました。

「タイブレークでしっかり1本出してくれるのを信じていたので、感謝しかないです」
決勝の相手は、強打の東筑。

渡邊投手は「前回春に打たれたので、そこも考えながらやっていきたい」と、雪辱を誓います。

東筑が勝てば9年ぶり7回目、希望が丘が勝てば春夏通じて初の甲子園出場。

福岡の頂点を決める決勝戦は、25日北九州市民球場で10時プレイボールです。

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