【甲子園への道 福岡】福岡大会決勝、東筑vs希望が丘 因縁の再戦へ。両校キーマンが語る決意
高校野球
2026年07月24日

夏の高校野球福岡大会は、いよいよ決勝戦を迎えます。
131チームの頂点を争うのは、9年ぶりの甲子園を目指す東筑と、創部初の夢舞台に挑む希望が丘。
春の大会準決勝でも熱戦を繰り広げた両校が、夏の決勝で再び激突します。
それぞれの思いを胸に、チームを牽引するキーマンたちを紹介します。
■9年ぶりの甲子園へ 5試合36得点の強力打線を擁する東筑

9年ぶり7度目の夏制覇を狙う東筑。
主将の平山譲(ひらやま じょう)選手は「あと1個勝って甲子園に行って、みんなの思いを背負って戦っていきたい」と、決勝への決意を語ります。
チームの強みは、今大会5試合で36得点を挙げている強力打線です。
中でも、3年生のクリーンアップがチームを牽引。
ともに5打点ずつをあげています。
打率4割1分2厘を誇る筋田泰雅(すじた たいが)選手、そして準々決勝の八女工業戦でランニングホームランを放った五十嵐翔(いがらし つばさ)選手。
勝負強い打撃で、得点を重ねてきました。
■エースで3番、大黒柱・深町光生「勝負強さが自分にはある」

もう一人が、エースで3番を担う深町光生(ふかまち ひろと)投手です。
打ってはホームランを含む7安で打率4割超え、投げては21イニングを投げて防御率0.86と圧巻の成績を残しています。
準決勝では優勝候補・九州国際大付を相手に要所を締めるピッチングで勝利に貢献しました。
「ピンチの場面で投球したり、そこで抑えて流れを持ってkたり、負けている場面での勝負強さが自分にはあると思う」と、自身の強みを語る深町投手。
準決勝では打線の援護に助けられたとし、「今度は自分がチームを助けられるようなピッチングをしていきたい」と、決勝戦での快投を誓います。
■創部初の夢舞台へ 粘りの野球で挑む希望が丘

一方、創部史上初の決勝進出を果たした希望が丘。
仲一晟(なか いっせい)主将は「春からずっと言い続けてきた"先輩たちを超える”ということで、やっと決勝進出できたことはうれしく思う」と、喜びを語ります。
チームの持ち味は「守備からリズムを作って後半に勝負を仕掛ける」と語るように、粘り強い野球。
その中心にいるのが仲主将です。
逆方向への強い打撃と、俊足を生かしたチャンスメイクでチームを牽引。
ピンチの場面ではマウンドに駆け寄り投手を鼓舞するなど、精神的支柱としてもチームに欠かせない存在です。
また、3年生の月川息吹(つきかわ いぶき)選手も今大会全試合でヒットを放つなど、打率4割7分4厘と絶好調。
準決勝の飯塚戦でも勝ち越しタイムリーを放ち、チームに勢いをもたらしました。
■エース渡邉佑大、春の再戦に燃える「東筑にリベンジ」

希望が丘の投手陣の柱は、エースの渡邉佑大(わたなべ ゆうだい)投手です。
今大会3試合に先発し、2試合で2桁奪三振をマーク。
防御率は1.07と抜群の安定感を誇り、チームの快進撃を支えてきました。
春の大会では東筑に敗れており、その雪辱に燃えています。
決勝での登板について「絶対投げたい」と強い意欲を見せました。
「しっかり自分らしいピッチングをして東筑にリベンジしていきたい」。
春の悔しさを胸に、決勝のマウンドへ向かいます。
■因縁の対決、再び。131チームの頂点が決まる
今年の春季大会準決勝では、延長10回のタイブレークにもつれ込む大熱戦の末、5対2で東筑が勝利を収めました。
その試合、決勝のタイムリーを放ったのは東筑の深町投手。
そして、打たれたのは希望が丘のエース・渡邉投手でした。
両エースの因縁が、夏の決勝という最高の舞台で再び交錯します。
東筑が勝てば9年ぶり7回目の甲子園。
希望が丘が勝てば創部史上初の甲子園。
福岡131チームの頂点をかけた一戦は、7月25日、北九州市民球場で行われます。

