【甲子園への道 福岡】 接戦制し東筑が9年ぶり甲子園へ エース深町「バックを信じて投げた」
高校野球
2026年07月27日

夏の高校野球福岡大会は決勝戦を迎え、131チームの頂点をかけて東筑と希望が丘が激突しました。
9年ぶり7度目の甲子園を目指す東筑と、創部56年目で初の夢舞台に挑む希望が丘。
両エースが気迫のピッチングを見せる白熱の投手戦となりました。
■両エース譲らず、序盤は緊迫の投手戦

試合は序盤から緊迫した投手戦となります。
創部56年目で初の甲子園を目指す希望が丘は、エースの渡邊佑大投手(3年)がマウンドへ。
2回、1アウト二塁のピンチを招きますが、持ち味のストレートを決め球に後続を打ち取り、先制点を許しません。
一方の東筑も、希望が丘打線を抑え、両チーム無得点のまま試合は中盤へと向かいます。
■4回、東筑が3点先制 2年生・河野選手が走者一掃の一打

試合が動いたのは4回でした。
東筑は、この回からマウンドに上がったエース・深町光生投手(3年)が自らヒットで出塁すると、チャンスを広げ満塁とします。
この好機に打席に立ったのは、準決勝でホームランを放っている2年生の河野咲郎選手。
振り抜いた打球は外野を深々と破る走者一掃のタイムリースリーベースヒットとなり、東筑が3点を先制しました。
■希望が丘が反撃 三苫選手のタイムリーで1点差に

3点を追いかける希望が丘は6回、粘りを見せます。
2アウトながら満塁のチャンスを作ると、打席には3年生の三苫泰史選手。
東筑のエース・深町投手が投じた一球を捉えると、打球はレフト前へ。
2人のランナーが生還し、2点タイムリーヒットに。
スコアは3対2となり、希望が丘が1点差に詰め寄りました。
■両エースが踏ん張る 1点をめぐる白熱の攻防

1点差となってからは、再び両エースによる気迫の投げ合いとなりました。
希望が丘の渡邊投手は、先制された4回以降、追加点を許さない粘りのピッチングを見せます。
対する東筑のエース・深町投手も、6回に2点を返されたものの、その後は落ち着いた投球で希望が丘打線に得点を与えません。
1点をめぐる攻防は、そのまま最終回へ。
■「バックを信じて投げた」東筑が9年ぶり7度目の夏制覇
3対2で迎えた9回裏。
深町投手は最後の打者を打ち取り、試合終了。
東筑が接戦を制し、9年ぶり7度目となる夏の甲子園出場を決めました。
マウンドには歓喜の輪が広がりました。
試合後、深町投手は「バックを信じて投げたので、自分の力だけではなくて他の人の力もあっての自分のピッチングだった」と仲間への感謝を口にしました。
そして、「甲子園では楽しんで、勝つことを目標に全力でプレーしたい」と大舞台への意気込みを語りました。

