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空色を求めて(福岡県大野城市)

放送内容

2021年08月01日

カラフルでポップなイラストと文字で、見る人の心を明るくさせるチョークアート。
17年前、発祥の地であるオーストラリアで、その魅力に惹かれ、趣味から仕事としてこの道を歩み始めた、福岡では数少ないチョークアーティストの田島奈保さん。

黒板などの色の濃い下地に描かれることが多いため、色鮮やかなイラストと文字、黒板とのコントラストが美しく、立体的に描かれたモチーフが際立つ。

「チョーク」とはいうものの、学校などで使われているそれとは少し違って、オイルパステルというクレヨンに近い画材を使用する。 水彩画や油絵などと同じく、色を混ぜることもできるが、他と違うのは、パレットなどではなく、下地の黒板の上で描きながら色を混ぜていくという。
そのため、なかなか思い通りの色を出すのが難しいというが、思い通りにならないところも、またいいところだと語る。

そんな田島さんが未来に残したい風景は「御笠川の河川敷から見る空」
河川敷を歩いたり、ランニングしたりしている中で、デザインの考えをまとめたり、リフレッシュしたりと、田島さんにとってなくてはならない場所。

特にここから見る夕方の空は、かなり意識して見ているという。
季節によって、夕日の周りが様々な色のグラデーションに彩られ、その一色一色を記憶し、「色を組み合わせる」アイデアとして空色から学んでいる。
この空を眺めながら、見るだけで癒されるような、ハッピーになれるような、そんなチョークアートを広めたいと願う。

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