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タクシー運転手傷害致死…初公判「酒酔い記憶ない」 

福岡

06/11 20:55

福岡市中央区で3月、タクシー運転手の男性が乗客の男から暴行を受け死亡した事件で、傷害致死の罪に問われている男の初公判が11日、福岡地裁で開かれました。

男は起訴内容を認めましたが、「酒で酔っ払い記憶がありません」と述べ、弁護側も「心神耗弱の状態だった」と主張しました。

傷害致死の罪に問われているのは、住居不定の島原大豪被告(28)です。

起訴状などによりますと、島原被告は、3月8日午前7時すぎ、福岡市中央区の路上でタクシーを降りた後、運転手の男性(当時75歳)の上半身をつかみ地面に押し倒すなどの暴行を加え、脳ヘルニアで死亡させたとされています。

福岡地裁で11日に行われた裁判員裁判の初公判で、島原被告は起訴内容を認めました。しかし、「申し訳ないことに私は当時、酒に酔っ払っており記憶がありません」と弁明しました。

検察側は冒頭陳述や被告人質問で、島原被告が当時、建設業のかたわら、夜に中洲のボーイズバーで働いていて、事件当日も「酒に酔って、タクシー運転手に腹を立て暴力をふるった」と主張しました。

さらに、それを裏付ける証拠として、タクシーのドライブレコーダーに録画された事件当日の映像を提出しました。映像では、島原被告が後部座席に座り、助手席に足を上げた状態で意味不明な言葉を繰り返していました。

そして、タクシーが自宅付近に到着した直後、島原被告は運転手の男性に車の外へ出るよう要求したうえ暴力をふるい、倒れた男性を救護せず走り去っていました。

一方、弁護側は島原被告が「自分が酒を飲んだ分が店の売り上げにつながる」状況だったとして、事件当日も「テキーラを5杯から10杯と、ビール6缶、シャンパン2本、焼酎3本を飲んでいた」と指摘しました。

そのうえで「当時、酒に酔っていて心神耗弱の状態だった」「もみあいの末、一緒に倒れて死なせてしまった」と主張しました。

裁判は、証拠調べや検察側の論告、弁護側の弁論を経て、24日(月)に判決が言い渡されます。

6月11日(火)のニュース