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１８日午前福岡市西区の沖合で遠泳大会のボランティアで参加していた５０歳の男性が溺れ死亡しました。

亡くなったのは福岡市南区の医療関係職員松井賢司さん（５０）です。

福岡海上保安部などによりますと松井さんは能古中学校の遠泳大会にボランティアで参加していて遠泳する生徒の横を伴走する形で泳いでいたということです。

遠泳大会は福岡市から能古島のおよそ１．５キロを泳ぐもので１８日午前１０時４０分に警戒に当たっていた船がうつぶせに浮いている松井さんを発見しました。

松井さんの死因は溺死で当時は松井さん含めたボランティアが１２人、船が１０隻ほど出て監視に当たっていたということで福岡海上保安部が当時の詳しい経緯を調べています。

水難学会斎藤秀俊理事によりますと当時の姪浜沖の状況は南風は比較的強いが波の高さが２０センチ程度なので波は穏やか海水温は２６度で遠泳するには良いコンディションと見解を示しています。

そして福岡市教育委員会によりますと亡くなった男性は１０年以上前から遠泳大会のボランティアを行っていたということです。

遠泳の経験豊富だったにもかかわらず今回のような事故が起きてしまいました。

齋藤理事は改めて・泳ぐことに長けていても緊張感を持って欲しい・体調に少しでも異変を感じたら泳ぐことを控えると呼びかけています。