死亡男性を書類送検 知人女性と無理心中か
福岡|
07/23 21:40
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去年9月、福岡県那珂川市の山道に止められた車の中で男性の遺体と意識不明の女性が見つかり、その後女性も死亡した事件で、警察は23日、男性を容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検しました。
警察によりますと去年9月、那珂川市の南畑ダム近くの山道に止められた普通乗用車の後部座席から、愛知県岡崎市に住む男性(当時37歳)の遺体と、那珂川市に住む女性(当時26歳)が意識不明の状態で発見されました。
女性は病院で治療を受けていましたが、ことし1月、意識が戻らないまま死亡しました。死因は、いずれも硫化水素中毒で、車内からは硫化水素が入ったバケツが見つかっていました。
2人は仕事を通じて面識があり、男性が硫化水素などを準備した上で女性と合流して現場に向かったということです。
発見時、女性は手足が結束バンドで縛られていて、自殺する動機もなかったことなどから、警察は、男性を容疑者死亡のまま殺人の容疑で23日、書類送検しました。