中間市送迎バス熱中症死事件から3年 園に献花台
福岡|
07/29 13:40
福岡県中間市で園児が送迎バスに取り残され熱中症で死亡した事件から29日で3年です。現場となった駐車場では献花台が設けられ訪れた人が花を手向けました。
「献花台の隣には特別に台が設けられ、多くの花が手向けられています」
3年前の7月29日、中間市の双葉保育園で倉掛冬生ちゃん(当時5歳)が送迎バスに約9時間取り残され、熱中症で死亡しました。
双葉保育園ではその後、送迎バスを廃止し、園児が登園したかどうか保護者に都度、連絡するようにしています。
献花に来た人「年に1回だけではなくて月に1回でもいいです。なんとしても風化はさせたくないです」
中間市によりますと、現在、送迎バスを運行している市内9つの幼稚園・保育園全てで、同様の事故防止のための安全装置が設置されているということです。