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２０２２年８月、北九州市の旦過市場で起きた２度目の大規模火災から１０日で２年となるのを前に、周辺の店舗に改めて火災予防が呼びかけられました。

８日午後３時すぎ、消防と警察が旦過市場周辺の店舗を回り、火災予防のチラシを配りました。

旦過市場では２０２２年４月と８月に大規模火災が起き、今年１月には近くの鳥町食道街周辺で広範囲にわたる火災が発生していて、８日は市場関係者の前で、消防が奨める消火装置の実演も行われました。

旦過市場商店街の中尾憲二会長は「防災意識が薄れていくのも事実。定期的に啓発活動や実演を見せて頂く」と話しました。

火災で遅れていた旦過市場の再整備について、市は１０月から作業を開始し、２０２７年度内での完了を目指すとしています。