母の遺体を放置 死体遺棄容疑で息子を逮捕 広川町
福岡|
08/19 23:55
福岡県広川町の住宅で17日、腐敗した高齢女性の遺体が見つかった事件で、警察は19日、同居していた66歳の長男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、広川町太田の無職岩崎庸一容疑者(66)です。
警察によりますと17日、「母が亡くなっているようだ」とこの家に住む岩崎佳子さん(当時88)の長女から110番通報がありました。
岩崎佳子さんの遺体は1階の布団の上に横たわり、目立った外傷はなく死後1〜2カ月が経過していると見られていました。
警察は、同居していた長男の庸一容疑者から事情を聴いていましたが、19日午後8時すぎ、逮捕しました。
警察の調べに庸一容疑者は「死体遺棄の疑いはその通りで間違いありません」と容疑を認め、「6月中旬頃に母が死んでいるのが分かったがそのままにしておいた」と話しているということです。