91歳女性が死亡 傷害致死の疑いで83歳女を逮捕
福岡|
08/21 23:02
去年夏、北九州市の老人ホームに入居していた91歳の女性を殴って死亡させたとして、同じ施設に入居していた女が逮捕されました。
警察によりますと、逮捕された女(83)は去年8月4日未明、入居していた老人ホーム(八幡東区尾倉)で自分の部屋と誤り別の部屋に侵入し、寝ていた女性(当時91)の顔や頭などを複数回殴りけがをさせ、死亡させた疑いが持たれています。
被害女性は意識があるまま病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
殴られたことで血圧が急上昇し、心タンポナーデを起こしたと見られています。
容疑者の女は「自分の部屋で人が寝ていたから腕を引っ張ったけど、殴ってはいない」という主旨の話をしていて容疑を否認しています。
女には軽度の認知症があるということですが、警察は責任能力があるとして21日、傷害致死の疑いで逮捕しました。
事件前、2人の間にトラブルなどはなかったということです。