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“射殺事件など関与”1審無期の工藤会幹部控訴棄却

福岡

09/12 18:23

2011年、北九州市で建設会社の会長を射殺するなど、4つの事件に関わったとされる特定危険指定暴力団・工藤会幹部の控訴審で、福岡高裁は控訴を棄却しました。

この裁判は工藤会の幹部・瓜田太被告(61)が、2011年、北九州市の建設会社「博新建設」会長・が射殺された、いわゆる「博新事件」など4つの事件に関与したとして、殺人や組織犯罪処罰法などの罪に問われたものです。

去年5月に開かれた1審の判決公判で福岡地裁は瓜田被告に無期懲役の判決を言い渡し、瓜田被告側が判決を不服として控訴していました。

6月に福岡高裁で開かれた控訴審の初公判で弁護側は「一連の工藤会裁判は、結論ありきの裁判」とした上で、事実誤認があるなどとして無罪を主張しました。

一方、検察側は「論理則経験則に照らして合理的で弁護人の主張には理由がない」として控訴棄却を求めました。

12日は控訴審の判決公判が開かれ、市川太志裁判長は博新事件について「原判決の判断の正当性を左右し得るものは存在しない」とするなど、1審の判決を支持し、控訴を棄却しました。

9月12日(木)のニュース