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去年、久留米市の自宅で小学校教師の妻を窒息死させたとして殺人の罪に問われている男の裁判員裁判で、弁護側は妻の自殺によるものと、無罪を主張しました。

起訴状などによりますと、渡邉司被告（４２）は、去年９月、久留米市の自宅で妻で小学校教師の彩さん（当時３５歳）の首を圧迫し窒息死させた、殺人などの罪に問われています。

渡邉被告は、１月に福岡地裁久留米支部で開かれた初公判で、死体遺棄の罪について起訴内容を認めていました。

一方、２５日に福岡地裁で開かれた殺人の罪についての最初の公判で、渡邉被告は「妻を殺害していません」と延べ、弁護側も「彩さんはひも状にしたビニール袋で自分の首を締めた」などと無罪を主張しました。