鶏刺しが原因か食中毒の飲食店を北九州市が営業停止
福岡|
09/25 23:24
北九州市は25日、鶏刺しを含む料理を食べて下痢や発熱の症状が出た客4人から、食中毒の原因となる細菌「カンピロバクター」が検出されたとして、市内の焼き鳥店を2日間の営業停止処分にしました。
食中毒が発生したのは、北九州市小倉北区の「焼き鳥ダダ」です。
北九州市によりますと、今月13日夜に飲食したグループ客19人のうち、7人に下痢や発熱の症状が出ました。
保健所による調査の結果、4人の便からカンピロバクターが検出されたことなどから、北九州市は食中毒と断定し、店を25日から2日間、営業停止処分としました。
19人のグループは、レバーやももの鶏刺しを含むコース料理を食べていました。
入院した人や重症の人はおらず、全員回復しているということです。
北九州市は、鶏肉のたたきやレバ刺しといった肉の生食や半生食は「カンピロバクター食中毒」を引き起こすことがあるとして、中まで加熱して食べるよう注意を呼びかけています。