子どもを虐待から守るため福岡県警が病院と協定締結
福岡|
10/01 15:08
子どもたちを虐待の被害から守ろうと福岡県警が、1日県内の病院と協定を締結しました。
全国で初めての取り組みだということです。
福岡県警が協定を締結したのは、児童虐待防止医療ネットワーク事業の拠点病院とされている福岡大学病院や北九州市立八幡病院など県内の6つの病院です。
この協定は重大な虐待事案が発生した際、警察や検察庁児童相談所とともに今回締結した病院が連携して子どもを虐待から守ろうというものです。
福岡県警によりますと、県内では去年1年間で虐待被害を3782件確認していて、近隣住民からの通報などにより認知件数が年々増加傾向にあるということです。
福岡県警の園田敦管理官は「他機関と連携して一件でも虐待がなくなることを目指している」とコメントしています。