福岡・佐賀のニュース

こちらの子どもたちかわいいですねー、実はみんな双子なんです。

双子などを育てるママたちが育児の悩みなどを本音で話し合いました。

「ふたりとも一緒に抱っこ抱っこで授乳も同時にしないといけない」「家のこともしないといけなくて自分の時間がとれなくて、いっぱいいっぱいになることが多いです」
「あと一本腕があればなと思うことが多いです。」「元気になりたくて、元気になりにきました」

佐賀県内に住む双子の子どもを持つママ７人が参加したのは多胎子育てならではの悩みなどを打ち明け、楽しく元気に子育てをするための講座です。

主催する「さが多胎ネット」代表の中村由美子さんは「ある日一人熱泣き出してもう一人まで泣き出して「お願い泣かないで〜」って叫びそうになりながら鼻と口まで手が伸びました。ここでハッと我に返って私何しようとしたって」と自身の双子を育てた経験を話します。

佐賀県内では去年１年間に５０組の双子や三つ子が生まれていて中村さんは県や市とともに支援を続けています。

ディスカッションではさまざまな話が。

０歳の双子を持つママは「今月の１０日までが私が申請できる期間。いま話を聞いたら急ピッチで２人をまとめて入れられる保育園を探さないといけない、同じ保育園に２人とも入れたいですよね」と問いかけると中村さんは「それは絶対。別々は大変」とアドバイスします。

０歳の双子を持つママは「きょうこの講座が終わったらすぐに動きます」と答えました。

また、１歳の双子を持つママは「一時保育に預けたい日があって前の月に４カ所くらい電話したけど全部だめで。２カ月くらい前から動かないと預けられないんだなあ」と話すと別のママが「意味ないですよね」と相づちを打ちます。

悩みを打ち明けあって、少し気持ちが楽になったのか涙ぐむママも。

１歳の双子を持つママは「辛いときもあったなって自分の時間がなくなっていっぱいいっぱいになるときがあって」と思い出して話していました。

参加した感想を０歳の双子を持つママは「保育園はタイムリーで悩んでいることだったので先輩ママから参考になることを教えてもらったのですごいよかったです。」と話していました。