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担い手が減っている農業の作業を省力化、効率化するための「スマート農業機器」の体験研修会が佐賀市で開かれました。

こちらのトラクター、自動操舵システムが後から付けられたものです。

ＧＰＳを使って位置を割り出し、蛇行すれば効率の落ちる麦や大豆などの種まきや畝づくりをわずか２．５センチの左右のぶれ幅でまっすぐ進んで、ベテランでなくともできるという高性能です。

佐賀市では２０２２年度から山あいの農地「中山間地域」などで「スマート農業」に取り組んでいます。

参加したコメ農家を４０年営む男性は「草刈りが大変な仕事。この辺山間部は田んぼの面積より土手の面積が多い。（機械は）進化してますね」

また、無人草刈り機の実演やアイガモのように泳ぎ回り雑草の発生を抑えるロボットの説明が行われました。

次回の現地研修会は１１月と来年２月に麦の肥料散布機などを使って行うことを計画しています。