九州の食を世界に「フードエキスポ九州」で商談会
福岡|
10/08 19:31
山口、沖縄、九州各県の自慢の食を国内外に発信する「フードエキスポ九州」が、福岡市で9日まで開かれています。
福岡市博多区の福岡国際センターで8日〜9日、開かれているのは、「フードエキスポ九州」。九州・山口各地の“食”の魅力を、国内外のバイヤーにPRする商談会です。
地域自慢の優れた食品を広く知ってもらい、販路の拡大をする目的で、毎年開かれています。
11回目となる今年は、過去最多の291社が出展しています。
見て楽しい「わたがし自動販売機」。24種類から形が選べて、わずか2分ほどで出来上がると、歓声を上げた中国のバイヤーは、「九州のいいものを中国向けに発信しようと思っています」と話していました。
今年は、45社のバイヤーが集結。中国や韓国、タイ、シンガポールなど、11の国と地域からも参加しています。
食べ物以外もあります。糸島で育てられたライ麦から作られた麦ストロー。プラスチックのストローに比べて、口当たりが柔らかいのが特徴です。
「北九州自体にお土産が少ない」と話す精肉卸業「とみくら」の新商品は、北九州のソウルフード「肉うどん」のビーフジャーキー。
中村英夫社長は、「持ち運びしやすい、あと、常温にこだわって今回作りました。北九州の名物になればいいかな」と話しています。