古賀市 高齢者が「遠隔で買い物してみる」実証実験
福岡|
10/09 20:00
福岡県古賀市で9日、高齢者が遠隔で買い物する実証実験が行われました。
古賀市にある老人ホームのモニターに映っているのは約4キロほど離れたお店です。
参加者は、小型カメラを装着したスタッフと会話をしながら、お菓子や果物の買い物体験。
実際に買った商品は20分後に届き、みなさん3時のおやつを楽しんでいました。
会場となった小野地区は、日常の買い物が困難と答えた割合が古賀市内で最も高く、買い物に関しての課題が多い地域です。
この取り組みの背景について、担当する古賀市役所農林振興課の笹野項之輔主任主事は、「古賀市内で比較的買い物が難しいといわれる、この地域の高齢者の皆さんに、気軽にお買い物を楽しんでもらえるように。お買い物は、必ず生活の上で必要なものですので、より気軽に・より楽しく行なっていただけるように、頑張っていきたい」と話しています。
古賀市では今後も、公民館利用者など対象を広げて、実証実験を行う予定です。