福岡・佐賀のニュース

福岡県古賀市の老人ホームで高齢者が遠隔で買い物をする実証実験が行われました。

この実証実験は買い物が困難な地域の支援を目指し行われたもので、参加者はモニターなどを通して小型カメラを装着したスタッフと会話をしながらお菓子などの買い物を体験しました。

購入した商品はおよそ２０分後に到着し３時のおやつを楽しみました。

利用した高齢者は「おいしいですね」「ここまで運んでくれるから助かります。」などと感想を述べていました。

会場となった「小野地区」は日常の買い物が困難と答えた割合が市内で最も高い地域です。

古賀市の担当者は「買い物は必ず生活の上で必要なものですので、より気軽により楽しく行っていただけるように頑張っていきたい」と話していました。

市では今後も公民館利用者などに対象を広げる予定です。