アストロウイルスの集団感染 福岡市西区の保育所
福岡|
10/10 19:33
感染性胃腸炎の一種、アストロウイルスの集団感染が福岡市西区の保育所で発生したことがわかりました。
重症者はおらず、全員快方にむかっています。
福岡市によりますと今月8日、福岡市西区の保育所から「嘔吐・下痢の症状がある園児が10人を超えた」と報告がありました。
この保育所では、今月5日から9日の4日間に18人の園児が嘔吐や下痢の症状を訴えたということです。
その後、福岡市が3人の便を調べたところ、そのうち2人からおもに乳幼児に感染するアストロウイルスが検出されました。
重症者はおらず、全員快方へむかっているということです。
アストロウイルスによる感染性胃腸炎は、ウイルスに汚染された二枚貝などを生や不十分な加熱で食べることによって感染・発症するということです。
福岡市はトイレの後や食事・調理の前などは手をよく洗って清潔なタオルでふくなどの感染予防を呼びかけています。