福岡・佐賀のニュース

１１日夜、福岡県内で交通死亡事故が相次ぎ、女性２人が死亡しました。

警察によりますと、１１日午後６時２０分ごろ、糟屋郡新宮町杜の宮の町道で、「車と歩行者の事故で歩行者に意識がない」と消防から通報がありました。

現場は片側１車線の信号機のない丁字路で、横断歩道を歩いていた福岡市東区箱崎の契約社員・井上仁美さん（６６）が軽乗用車にひかれ、搬送先の病院でまもなく死亡が確認されました。

車を運転していた福岡市東区香椎浜の無職、片江登代子容疑者（７３）は、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。

片江容疑者は容疑を認めていて、「初めて通る道で、横断歩道にも歩行者にも全く気がつかなかった」と話しているということです。

また、午後６時２０分ごろ、京都郡苅田町新津の国道交差点でも、道路を横断していた無職の藤本惠美子さん（８２）が、軽貨物車にひかれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察は、車を運転していた男性（４３）から話を聞くなどして、事故の状況を調べています。