浸水“隠ぺい” 海保がJR九州高速船に家宅捜索
福岡|
10/17 14:59
福岡と韓国を結ぶ高速船、「クイーンビートル」が浸水を隠して運航を続けた問題で、福岡海上保安部は17日、「JR九州高速船」の本社などに家宅捜索に入りました。
船舶安全法違反などの疑いで福岡海上保安部から家宅捜索を受けたのは、JR九州高速船の本社と高速船「クイーンビートル」です。
福岡海上保安部などによりますと、「クイーンビートル」を運航するJR九州高速船は、船首部分への浸水を確認していましたがデータを改ざんするなどして隠ぺいしたままおよそ3カ月以上にわたり運航し、国への報告もしていませんでした。
福岡海上保安部は、証拠隠滅の恐れがあるとして今回の家宅捜索に踏み切ったということで押収した資料などから詳しく捜査する方針です。