太宰府市オーバーツーリズム対策会議
福岡|
10/17 19:14
観光客の増加による混雑やマナー違反などで住民らが不便を強いられる「オーバーツーリズム」。福岡屈指の観光地・太宰府市で17日、対策会議が開かれました。
昨年度訪れた観光客は人口の100倍以上の、約881万人とされる太宰府市。
コロナ禍が去り、来年度はさらなる増加が見込まれるなか、慢性的な交通渋滞やごみのポイ捨てなど、いわゆる「オーバーツーリズム」が顕在化しています。
この現状を改善しようと設置された対策会議が17日初めて開かれ、太宰府天満宮などの地元関係者や、海外出身の有識者らが参加しました。
会議では、太宰府天満宮の参道などでの現状共有や、参加者による解決方法の提案などが行われました。
楠田大蔵市長「市民の方にまずは満足いただけるようにしたい。その上で来ていただく方にも喜んでいただく。好循環になっていけるような形を目指していきたい」
会議は今年度3回行われ、次回は来月開催予定です。