「有明ノリ」福岡沖で今シーズンの種付け始まる 漁連の目標は13億枚
福岡|
10/18 15:18
福岡県沖の有明海で18日、今シーズンの養殖ノリの種付けが始まりました。
18日午前6時、ノリ漁業者ら400人以上が一斉に港を出て、柳川市の沖合約6キロメートルで、「採苗」と呼ばれるノリ網への種付け作業を始めました。
採苗は、潮回りや水温などから判断され、今年は例年に比べ水温が高めですが、問題はないということです。
福岡有明海漁連によりますと、昨季はプランクトンの大量発生による色落ち被害があり、目標の半分しか採れなかったということですが、今季は13億枚の水揚げ155億円の売り上げを目指しています。
生産者・森田義昭さん「黒いパリパリした、おいしいノリを提供したいです」
種付けされたノリは、来月中旬ごろ初摘みされるということです。