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福岡で新たに68人が保護司に 辞令伝達式

福岡

10/18 23:19

福岡市で、新任保護司の辞令伝達式が行われ、県内に新たに68名の保護司が誕生しました。

保護司とは、過去に罪を犯した人や非行少年などの更生を支援するために無償で活動する非常勤の国家公務員です。

全国では約4万7000人、福岡では、約1900人の保護司が活動していますが、年齢が全国平均で65歳を超えるなど、高齢化やなり手不足が問題となっています。

福岡市中央区六本松の福岡保護観察所では18日、辞令の伝達式が行われ、30代から60代の男性49人と女性19人の合わせて68人が新たに保護司に任命されました。

保護司をめぐっては、滋賀県大津市で5月、60歳の男性保護司が、更生支援を担当していた男に刃物で刺され、殺害される事件が起きています。

福岡県保護司会連合会の瀬戸利三会長は「自分で問題を抱え込まず、すぐに観察所や先輩保護司に相談してほしい」と話し、福岡保護観察所の中島明所長は新任の保護司に対して「保護司をやって良かったと思えるよう最大限サポートしていく」と話しました。

代表して辞令を受け取った自治体職員の波多江智英さん(54)は、「行政の経験を更生保護に活かし、今後の保護司として得る経験を仕事や地域活動に活かしていきたい」と意気込みを語りました。

10月18日(金)のニュース