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歴史的価値があるとして保存を求める声も上がる北九州市の旧門司駅の遺構で市民向けの現地説明会が開かれました。

土砂降りの中、開かれた現地説明会には、およそ１００人が集まりました。

旧門司駅の関連遺構は北九州市がＪＲ門司港駅近くに計画する複合公共施設の建設予定地で見つかりました。

市は追加調査を８月から行っていて１９日の説明会では新たに見つかった建物の跡などが報告されました。

遺構は重要な歴史的価値があるとしてイコモスなどが保存を求めていますが、市は来月にも発掘調査を終えてその後、建設工事に取りかかる方針です。

いっぽう、現地説明会後に遺構の取り壊しに反対する市民らも勉強会を開き、対立姿勢を鮮明にしています。