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日韓を結ぶ高速船「クイーンビートル」の“浸水隠し問題”で、ＪＲ九州高速船が３１日、安全管理体制の強化などをまとめた改善報告書を国土交通省に提出しました。

ＪＲ九州とＪＲ九州高速船は３１日午前に開いた会見で、国交省から先月出された「輸送の安全確保命令」に対する改善報告書を、提出したことを明らかにしました。

また、浸水に気づきながら運航を続ける判断をした安全統括管理者と運航管理者は、法令遵守の意識が希薄だったとして解任し、安全部門での経験や船長経験が豊富な２人が後任に選ばれています。

さらに再発防止策として、全社員を対象とした研修による法令・ルール遵守の徹底や、社外機関による監査などを行うとしています。

「クイーンビートル」の運航再開については、少なくとも今年中の運休は決まったとしています。