福岡県立美術館で「久留米絣と松枝家」展 12月1日まで
福岡|
11/03 14:21
約150年にわたって久留米絣の技を継承する松枝家・歴代の作品を紹介する展示会が、福岡県立美術館で開かれています。
久留米絣は、筑後地域で生産される綿織物で200年ほどの歴史を誇ります。
手織り・本藍染といった昔ながらの技法を守り、1957年には国の重要無形文化財にも指定されています。
松枝家は約150年の歴史を持つ久留米絣の織元で、会場には初代・光次に始まり、人間国宝の3代玉記、そして7代・崇弘へとつながっていく作品約100点が一堂に会します。
松枝家は柄の大きな絵絣を得意とし、作品からは歴代の詩情溢れる世界観を感じ取ることができます。
福岡県立美術館で来月1日まで開かれています。