芦屋基地の自衛官を懲戒免職 複数女性の体触り盗撮未遂も
福岡|
11/07 20:02
航空自衛隊芦屋基地は7日付けで、所属する3人の隊員を懲戒処分しました。このうち1人は、複数の女性の体を触ったり、盗撮未遂などに及んだりしたとして、免職となっています。
芦屋基地によりますと、芦屋救難隊の2等空士・西尾羽流被告(21)は、去年12月から今年1月にかけて、遠賀郡水巻町や北九州市で被害者7人の体に触れたほか、1人に対して盗撮未遂に及んだということです。
西尾被告は、1月に痴漢の疑いで福岡県警に逮捕されており、今回、今月7日付けで懲戒免職となりました。
また、同日付で、第3術科学校業務部に所属する50代の防衛技官が停職5ヵ月の懲戒処分となっています。後輩の隊員をバインダーで殴るなどして全治1週間のけがを負わせたほか、10人の隊員に対して、暴言や暴行などの不適切な指導を行ったということです。
この防衛技官を監督する立場にあった50代の3等空佐も減給1月と30分の1の懲戒処分となっています。
航空自衛隊芦屋基地の北川英二司令は、「このような規律違反が起きて遺憾であり、再発防止に努めて参ります」と、コメントしています。