福岡県内今季初 死んだ野鳥が“高病原性鳥インフル”陽性
福岡|
11/11 18:04
福岡市で見つかった、死んだ野鳥から検出された鳥インフルエンザウイルスは、その後の検査で高い感染力を持つ高病原性だったことが11日、発表されました。
福岡県によりますと、福岡市で1日、死んだヒドリガモ1羽が見つかり、国立環境研究所での遺伝子検査で7日に鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。
その後の検査で高い感染力と致死率の「高病原性」であることが11日、確認されました。
県内で高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは今季初めてです。
環境省は、カモの回収地点から半径10キロ圏内にあたる福岡市・春日市・大野城市などを引き続き野鳥監視重点区域に指定しています。
県によりますと11日までに周辺で飼養されている鳥に異常はみられませんが、県内の養鶏場などに注意を呼びかけています。