水巻町”強盗致死”実行役の女 改めて殺害否認
福岡|
11/19 13:32
福岡県水巻町で当時52歳の女性が殺害され通帳などが奪われた事件で、女性の妹で実行役とされる女が19日、共謀関係にあるとされる知人の女の裁判に出廷し、改めて殺害を否認しました。
辻和美被告(52)は去年6月、知人の岡村恵美被告(47)と共謀し、姉のつぐみさん(当時52歳)に催涙スプレーをかけた後首を圧迫して殺害し通帳を奪うなどした罪で、8月に無期懲役の一審判決を受けています。
辻被告は19日に福岡地裁小倉支部で開かれた岡村被告の3回目の裁判員裁判に出廷し、「首を締めていません」と改めて殺害を否認した上で、得たお金のほとんどを岡村被告に渡したことなどを説明しました。
これを受け岡村被告の弁護側は、辻被告が被害者を死なせたと言えないため、岡村被告が問われている強盗致死罪は成立しないと主張しました。