佐賀市の長崎道で軽油抜き取り調査
佐賀|
11/19 18:51
19日、軽油に灯油や重油を混ぜた「不正軽油」を取り締まるため、佐賀市の長崎道で軽油の抜き取り調査が行われました。
調査は九州・沖縄の8県合同で一斉に実施され、福岡・佐賀では佐賀市の金立サービスエリア下り、福岡県筑紫野市の基山パーキングエリア下りで行われました。
「不正軽油」とは、軽油に灯油や重油などを混ぜたもので、脱税行為にあたるほか、環境への悪影響も指摘されています。金立サービスエリアではトラックなどへの抜き取り調査とともに、啓発チラシで注意が呼びかけられました。
佐賀県税事務所の嶋潔副所長は、「公平公正な税の課税という観点から、不正軽油を無くしていきたい。不正軽油の情報等があれば、最寄りの県税事務所に情報提供いただければ」と話しています。
19日は20件の抜き取りが行われ、不正が確認された場合は、流通経路など追加調査が行われます。