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久留米高校の外国人案内&小5が学ぶ災害対応セミナー

福岡

11/27 19:17

日本にやってくる外国人のみなさんに安心して過ごしてもらうために、高校生が取り組み、小学生が学びました。

「Excuse me. May I help you?」

西鉄の太宰府駅前で訪日外国人に声をかけるのは久留米高校英語科の2年生です。

毎日およそ1万3000人が利用する太宰府駅では、およそ半数が外国人観光客です。

高校生たちが訪日外国人観光客に駅の乗り換え案内での困りごとや日本の駅の良いところなどヒアリングを行いました。

「Are there any good points in this station?」
と駅の良いところを聞くと、「良いと思う所はトイレが改札の外にあるところ」と外国人観光客が答えます。

久留米高校の授業の一環として行われたこの聞き取り調査は「だれもが安心して暮らせる社会」へのアプローチ案としてまとめられ西鉄に提案される予定です。

久留米高校2年生の女子生徒は「聞き取るのと話すのが英語が出てこなくて難しかった」と話し、別の女子生徒も「コミュニケーションが向こうが明るいから成り立っているけどもう少しこっちから盛り上げていきたいなとは思いました」と話しました。

一方佐賀県鹿島市の小学校では児童が「災害時の」外国人への支援について学びました。

佐賀県国際交流協会北村浩さんは児童を前に「どんな外国の人でもこんにちは大丈夫ですかと声をかけてそこからすべては始まる」と話しました。

人口79万人の佐賀県では現在1万人あまりの外国人が暮らしています。

講師の北村浩さんは「外国人と共に取り組む!災害対応ガイドブック」をテキストに具体的な行動を説明しました。

災害が起きた時、「避難してください」は「逃げてください」に置き換え、やさしい日本語で簡単に、短く、ゆっくり話すことなどが大切だということです。

児童たちは、「普段から私たちにできることは何かを考えて行動したい」と話していました。

11月27日(水)のニュース