秀吉の”黄金の茶室”解体を公開
佐賀|
12/02 14:27
佐賀県唐津市の名護屋城博物館が所有する豊臣秀吉ゆかりの「黄金の茶室」が初めて移設されることになり、解体のようすが公開されました。
黄金の茶室は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、大坂から名護屋城に運び茶会や外国使節の応接に使ったとされています。
復元され名護屋城博物館に展示されていますが今回、6日からの特別展のため解体し佐賀県立美術館に移設されます。
作業はまず金色に輝く茶道具などを布に包んで運び出し、その後、金箔の貼られた壁や天井などを数人がかりで慎重に外していきました。
解体された黄金の茶室はこのあと佐賀県立美術館に運び込まれ、3日に組み立てが行われる予定です。
担当者は「多くの方に秀吉の絢爛たるお茶室の魅力を味わってほしい」としています。