針をねぎらい 裁縫の上達を祈って「針供養」
福岡|
12/06 14:50
毎日使った針をねぎらい、裁縫の上達を願う「針供養」が、福岡市の服飾専門学校で行われました。
針供養は、江戸時代から続くとされる行事で香蘭ファッションデザイン専門学校では開校以来毎年行われています。
250人あまりの学生たちが折れたり曲がったりして使えなくなった針およそ2000本を持ち寄って豆腐に刺し、感謝の気持ちを伝え裁縫の上達を願いました。
代表の山口結生さんが「針がなければ私たちの創造の世界、それに伴う喜びは生まれてきません」と感謝の気持ちを述べました。
出席した学生は「日頃の針への感謝をしっかりと伝えられたかなと思います」と話しました。
供養された針は清めの酒や塩などと一緒に学校の中庭に埋められました。