女性戦士フィギュアを“窃盗” 陸上自衛隊飯塚駐屯地の男性陸士長が懲戒免職処分
福岡|
12/09 11:32
2年前、福岡県筑紫野市の商業施設で、女性戦士のフィギュアを盗んだなどとして検挙された30代の自衛隊員について、陸上自衛隊飯塚駐屯地は9日、懲戒免職処分にしました。
9日付で懲戒免職処分となったのは、陸上自衛隊飯塚駐屯地・第2高射特科団に所属する30代の男性陸士長です。
陸上自衛隊飯塚駐屯地などによりますと、男性陸士長はおととし9月、筑紫野市の商業施設で、女性戦士のフィギュア(約6800円相当)を盗んだとして、おととし逮捕されました。
また、翌月には、福岡市内の中古小売店でフィギュアの値札を貼り替えて購入し、差額の約4万円を騙し取ったとして詐欺の疑いでも検挙されていました。
いずれも不起訴処分となりましたが、陸自の聞き取りに、「趣味のフィギュアが欲しかった」などと犯行を認めています。
処分の手続きなどに時間を要したため9日の処分発表になったということです。
陸上自衛隊飯塚駐屯地の田中裕宣陸将補は「誠に遺憾です。再発防止のために隊員の指導を徹底していく所存です」とコメントしています。