不正申告を暴く仕事はどう? 国税局が大学生を対象に税務調査模擬体験会
福岡|
12/09 16:04
大学生に国税局の仕事に興味をもってもらおうと、架空の会社の不正申告を暴く税務調査の体験会が福岡市で開かれています。
9日、福岡市博多区の福岡国税局で開かれた体験会には、九州北部の大学に通う学生ら、約70人が参加しました。
学生たちは、納税者の申告が適切かどうかを調べる「税務調査」についての説明を受けたあと、国税局の調査官になりきり、架空のレストランの不正申告を暴く模擬調査を体験しました。
学生「元帳には2400円記載なんですけど、領収書が1万6000円?」
調査対象に扮した国税局職員「ここはうちの方でも改めてみますが、ご指摘の通りこれは漏れていますね」
福岡国税局の担当者は「堅苦しいと思われがちな国税専門官に対する、学生のイメージを変えていきたい」と話しています。