女性隊員に"わいせつ" 陸自飯塚駐屯地の隊員に停職12か月処分
福岡|
12/09 19:59
おととし、陸上自衛隊飯塚駐屯地の26歳の男性隊員が同僚の女性隊員にわいせつな行為をしたとして、9日、停職12カ月の懲戒処分を受けました。
停職12カ月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊飯塚駐屯地第2高射特科団に所属する3等陸曹の男性隊員(26)です。
陸上自衛隊飯塚駐屯地によりますと、男性隊員は、おととし2月18日と19日に、飯塚駐屯地の隊舎内で、同じ部隊に所属する女性隊員に対してわいせつな行為をしたということです。
男性隊員は書類送検されていましたが、不起訴処分となっていました。駐屯地の聞き取りに対し、男性隊員は、「性的欲求を満たすためだった」と話しているということです。
また、当時の上司である朝霞駐屯地東部方面総監部に所属する1等陸佐の50代の男性隊員も報告を怠ったとして、9日付で、停職3日の懲戒処分をうけています。
飯塚駐屯地の田中裕宣陸将補は、「今後、これまで以上にモラルや規律違反に関して、教育・指導を徹底して再発防止に努めます」とコメントしています。