久留米市の男性(52)が5100万円超の詐欺被害
福岡|
12/10 20:21
久留米市の男性が、SNSで暗号資産や金への投資話を持ち掛けられ、5100万円以上をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、久留米市に住む男性(52)は8月、SNSで株や暗号資産に関する投稿を見ていたところ、「先生」と呼ばれるアカウントを見つけ、メッセージのやり取りが始まりました。
その後、暗号資産取り引きアプリの運営会社の社員を名乗るアカウントを紹介され、指示されたアプリに登録しました。
男性は、暗号資産や金の先物取引名目で、9回にわたって約5140万円を指示された口座に振り込み、だまし取られたということです。
男性は、何度か入金する中で詐欺を疑いましたが、「30万円を引き出したい」と伝えたところ、実際に30万円が振り込まれていたため信用し、その後も入金を続けたということです。
現金がなくなった男性は妻に相談し、アプリについて調べたところ、他にも同様の被害者がいると気付き警察に相談し、被害が発覚しました。
警察は「安易にSNS広告の投資話に乗らない」と注意を呼びかけています。