北九州市で火災相次ぐ 八幡西区では2人死亡
福岡|
12/11 19:34
11日未明から午後にかけ、北九州市では火事が相次ぎ八幡西区では焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと、11日午前3時半前、北九州市八幡西区三ツ頭で「隣りの家の1階から火と黒煙が出ている」と消防に通報がありました。
この火事で木造2階建ての住宅1軒が全焼、近隣の5軒にも延焼して、全焼した家の焼け跡から、性別不明の2人の遺体が見つかっています。
この家には安東忠一さん(76)と70代の弟、そして、40代の娘のあわせて3人が暮らしていて、娘は病院に運ばれましたが安東さんと弟とは連絡が取れていません。
警察が身元の確認を急いでいます。
また、小倉北区篠崎では午後2時半すぎ、木造平屋建ての住宅が燃える火事がありました。
けが人の情報は入っていません。
目撃した近所の女性は「黒煙と炎がすごかった。ポンポンという音がした」などと当時の状況を話していました。
北九州市では、乾燥注意報が出ていて、消防が注意を呼びかけています。