福岡空港で不発弾緊急調査
福岡|
12/18 06:42
今年10月、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受け、福岡空港でも安全確認の緊急調査が本格的に始まりました。
緊急調査は、過去に不発弾が発見された全国4カ所の空港で行われ、福岡空港では、2021年に機関銃の弾が見つかっています。
福岡空港での緊急調査では、地中に金属類が埋まっていないか、調べる「水平磁気探査」が行われています。
この方法では、深さおよそ2メートルの地中を調査でき、「ショルダー」と呼ばれる滑走路の両端や、周辺の緑地帯などおよそ10万平方メートルを調べるとしています。
大阪航空局空港部八津川直樹土木課長は「安心して空港を利用していただけるようにしっかり調査の方をして参りたい」と話しています。
水平磁気探査は来年1月ごろまで行われる予定で、解析作業なども含め、今年度末までに結果をまとめたいとしています。