北九州市中学生殺傷事件 犯行はわずか"10数秒"
福岡|
12/18 19:28
北九州市のファストフード店で中学生の男女が男に刺され、殺傷された事件で、犯人の男が、店に入店して退店するまでの時間は、わずか10数秒だったことが新たにわかりました。
今月14日午後8時半ごろ、北九州市小倉南区のファストフード店で塾帰りだった中学3年の男女2人が男に刺され、中島咲彩さん(15)が、死亡しました。
その後の捜査関係者への取材で、防犯カメラの解析などから男が入店して2人を刺し、退店するまでの時間は、わずか10数秒であることがわかりました。
男は、その後、店舗から北方向に逃げたとみられています。
警察は、18日、現場周辺のパトロールなど警戒体制を強化するため、新たに警察官を100人増員し、300人を超える体制で捜査や警戒にあたり、逃げた男の行方を追っています。