福岡市で九州地方知事会 南海トラフ地震に備え
福岡|
05/28 18:46
28日、九州地方知事会が福岡市で開かれ、南海トラフ地震に備えた体制づくりなどが話し合われました。
午後1時から、福岡市中央区のヒルトップリゾート福岡(ホテル)で開かれた九州地方知事会には、沖縄と山口を含む9県の知事たちが一堂に会しました。
会議では、南海トラフ地震に備えた広域応援体制について、討議されました。
九州・山口で地震が起きた際には、被災地支援対策本部を、「知事会の会長を務める県」が設置することになっています。
しかし、南海トラフ地震では、現会長の宮崎県に甚大な被害が想定されるため、会長代行県として熊本県、会長副代行県として佐賀県が新たに指定されました。
宮崎県の河野知事は10月に9県で一斉に行う広域応援訓練についても、「道路状況の情報収集など、より実践的な訓練となるよう話し合っていきたい」と話しました。