切りつけられた児童福祉施設職員 死因は出血性ショック
佐賀|
06/01 17:32

佐賀市の児童福祉施設で、職員の女性が28歳の女に包丁で切りつけられて死亡し、女が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、女性の死因は出血性ショックだったことがわかりました。
警察によりますと、女(28)は、先月31日午後5時半すぎ、佐賀市の児童福祉施設で、職員の川原千恵さん(55)の両腕などを殺意を持って切りつけた疑いがもたれています。
川原さんは搬送先の病院で死亡し、司法解剖の結果、死因は出血性ショックで、胸を含む複数個所に刺し傷と切り傷があったことが新たに分かりました。
また、ほかの女性職員2人に女(28)によるものとみられる、噛まれた傷があることも確認されたということです。
女は、「記憶にないから分からない」と殺人未遂容疑について否認しています。
女は施設に入所している関係者に会うため、1人で訪れたとみられていて、警察は殺人容疑も視野に詳しく調べる方針です。