児童25人「異常みられず」小学校のプール授業後に救急搬送
福岡|
06/27 16:51
北九州市の高蔵小学校で23日、プールの授業後、湿疹やしびれ、腹痛を訴え救急搬送された児童25人について、市の教育委員会は、全員、異常はみられなかったと発表しました。
北九州市教育委員会によりますと、児童25人について、検査・診察の結果、手の湿疹症状を訴えた児童に医学的な異常はみられず、投薬や治療行為がなかったことが確認されました。
湿疹については、プールサイドのタイルに児童が手をついたことで、赤くなった圧迫痕の可能性があるとしています。
しびれや腹痛についてもその後、発症した児童は確認されていません。
湿疹やかぶれの原因となった可能性があることから、市教委が調査していたプール施設や周辺の樹木について、有害なものや虫は確認されず、プールの水質検査では、24日、「異常なし」と発表していました。
またプールでの授業について、高蔵小学校以外のすべての市立小・中学校、特別支援学校で、今週までに水質検査を終え、来週30日から順次、再開することを発表しました。