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北九州市の皿倉山にある遊具のロングスライダーで利用者が骨折した問題で、市は２７日、ほかにも骨折した人が３人いたことを明らかにしました。

先月２８日、八幡東区の皿倉山にあるロングスライダーで、台湾から訪れた女性観光客（３０代）が着地に失敗し、すねを骨折したことが今月２日に判明したとして、北九州市は翌３日から使用を禁止しています。

市が２７日会見し、先月５日にも小学４年生の女子児童に抱えられて滑った２歳の男の子が、すねを骨折していた情報が今回の報道を受けて寄せられたことを明らかにしました。

このほかにも７０代男性が尻もちをついて尾てい骨を骨折、４０代の八幡東区の男性職員がすねを骨折するなど合わせて３人がけがをしていたということです。

市は、看板やアナウンスなどで安全な利用方法についての周知徹底を図り、夏休み前の再オープンを目指したいとしています。