博多祇園山笠 一番山笠・東流で、棒締めや飾りつけ
福岡|
06/29 18:31
7月1日から始まる博多祇園山笠を前に29日、今年の一番山笠・東流で本格的な準備が始まりました。
東流では、午前8時すぎ、櫛田神社浜宮(福岡市博多区築港本町)で、舁き棒を博多の海の水で洗い清め、安全を祈る「棒洗い」の神事が行われました。
その後、東流の山小屋(福岡市博多区上呉服町)では、山笠の台に舁き棒を取りつける「棒締め」。釘を一本も使わずに、麻縄のみで組み上げます。
午前11時ごろからは、舁き棒の締まり具合を確認するため、町内を走る試し舁き(ためしがき)が行われました。午後には、舁き山笠の飾りつけも始まりました。
今年の一番山笠・東流の標題は、「凛」です。
梅津竜次総務は、「今まで自分が歩んできた山笠の集大成だと思っている。これから先も凛とした人間であり続けたいなと思い、表題を考えた」と話しています。